とうとう自身初のウルトラマラソンに参加しました。
津南ウルトラマラソン64kmでした。

(NPO法人スポーツエイド・ジャパンのfacebookより引用)
今回で8回目となる大会で、今回で過去最高の参加者となったそうです。
全種目合計で380人超、64kmだけでも160名超(女子53名を含む)となりました。
今大会では100kmと84kmのレースも開催されました。
64kmを除いて当日早朝5時スタートでした。
64kmは8時スタートだったので、7時前に会場に到着するよう車に乗り込みました。
会場近くに着くと既に100km等の選手達が登坂を黙々と走っているではありませんか。そのうち自分も同じ運命になることを自覚しながらも「こいつらヤバいなぁ」と眺めました ( ̄▽ ̄;) 。
開始20分前には主催者の挨拶と競技説明が始まりました。
主催者によれば、このレースはエイドステーションが充実してる(特に第1エイドではホテルの豪華ビュッフェが堪能できる)のと、高低差が半端ないとのことで「安くてキツイ、コスパ充実のレース」だそうです (^_^;)。
自分を極限まで追い込むウルトラランナー(変態ランナー)には持って来い、の謳い文句ですね。
桑原町長の号砲で、64kmのレースもいよいよ開始しました。
レース前に皆様で記念写真!

(NPO法人スポーツエイド・ジャパンのfacebookより引用)
ウルトラ本での教訓「前半は飛ばさず、6割程度に抑えて行く」を学習したはずだったのですが、選手の皆さん、最初から飛ばす飛ばす、自分もついついその流れに乗ってしまいました。
試走の経験をもとに、6〜7分/kmのペースで進めようとの戦略と裏腹に最初の4〜5分台/kmでぶっこんでしまいました。フルマラソン相当の42kmまでは4時間20分程度で走れましたが、50km過ぎると地獄が待ってました!
結局、そこで争っていた選手の半分は、私も含め、その後、脱落していきました。
この早いペースで下り坂を毎回走ってしまったツケが後半に回ってきました。
3回目の周回途中で片方の腿が筋肉痛で悲鳴を上げるようになりました。
最終の4周目では全く脚が上がらなくなり、登坂を走り続けられなくなり、何度も歩きを入れなければならなくなりました。ペースもご覧のとおり、9〜12分台/kmに落ち込んでしまいました。
このレースでの感想・教訓:
1)自分のペースで走れなかったこと
自分のペースで走ったら後半まで勢いが残っていたかどうかを試せませんでした。
2)ウルトラの為の練習をしてきたので、フルマラソン程度の距離は抵抗感がなくなったこと
3)50km以上の距離では自分の持久力や筋肉がまだまだ不足していること
自分より周回をこなしている100kmの選手が何人も自分を追い越していくと、自分はまだまだ未熟だと痛感しました。この時も「やっぱりこいつらヤバいなぁ」と思ったのであります。
いつか84kmや100kmにもチャレンジしたいのですが、今回の64kmでもかなりしんどかったので、ちょっと遠い目標に感じてしまいました。
私が50km以降で苦しんでいるときに、私より3時間前から走っている100kmの強者達が後ろからガシガシ走ってきて私を追い抜いて行くのを目の当たりすると…ね。
いろいろと困難がありましたが、なんとか無事に完走しました。累積標高は約2300mを計測しました。


レース後、競技中は堪能できなかった第1エイドステーションでの豪華ビュッフェを堪能しました。


その後は参加特典の会場ホテルでの日帰り温泉でゆっくりと汗を流しました。抜きつ抜かれつした選手とも湯船で会話を楽しみました。
夕方、車に乗り込み、会場ホテルを離れると、まだまだ苦難に立ち向かう100kmや84kmの選手たちが目に入ってきました。
「やっぱりこいつらヤバいなぁ。真似できないなぁ(真似したいけど)。」と感じたのでありました (^_^;)。
令和3(2021)年10月4日 新潟市にて回想
松浦国際特許事務所(新潟市西区)
新潟 弁理士 松浦 康次