昨日、柏崎潮風のフルマラソンにも参加してきました。

21km地点折返しで起伏のあるコースで有名です。特に、「閻魔坂」と呼ばれる激坂が往路で8〜9km地点に、復路で33〜34km地点に現れます。復路の場合は約1.5kmで約100m登り切る必要があります。
私は初めての参加でこの難所への備えが不十分で、最初から飛ばしてしまい、折返しを過ぎた辺りからペースダウンしてしまいました。30km過ぎからはふくらはぎが張ってしまい、苦行でした。
ペースダウンしてからは後続の選手に次々と抜かれ心が折れ掛かったいたところに、ラスボスの閻魔坂に遭遇。
手前の選手(実は、ハーフの年配の方)が歩いているのが目に入ると、自分も歩いてしまいました。その後ももう一回歩いてしまい、ここでの1kmのラップが2分近くのロスになってしまいました。
激坂でもいつかは終わるのに何故か自分を鼓舞できなかったのが悔やまれます。
今振り返ると、並走したフルの選手は歩いていなかったなぁ。
その後は下り坂が5km近く延びているので、スローペースながらもゴールを目指しました。
40km過ぎた辺りで自分の時計は目標の3時間30分切りまで13分弱を示しており、なんとか滑り込めるかと期待が若干膨らみました。残りの2kmでも二人位抜かれました。
最後の選手駐車場の辺りで「もう残り500mだよ」と言われたとき、「まだそんなにあるのか」とマイナスに捉えてしまいました。
ここは踏ん張りどころで前向きに捉えたかったです!
それでもゴールが見えてからはラストスパート! 前の選手は5〜10秒前にゴールしました。
自分の時計では3時間30分12秒でした。
今回は完走証が直ぐに発行されず、追ってランネットでネットタイムを確認する必要がありました。
自宅に戻ってドキドキしながら確認していみると、なんと、
3時間30分2秒!
僅差でサブ3.5を達成できませんでした。(-_-;)
ネットタイムを見たとき仰け反ってしまいました。
こちらは完走証です。
793_certificate.pdf
自分より直前にゴールした選手はサブ3.5なんだろうな〜。ああ残念!
これを見ると前半に比べ後半では15分以上も時間が掛っています。
前半にペース配分を見誤って突っ込んでいることが判ります。
ところで、この大会は地元の方の応援が熱烈歓迎でとても良いですね。
また参加したくなります。
また、参加賞は下の写真のとおりで、アームカバーが重宝しそうです。

帰りは海岸線に沿ってゆっくり戻りました。

途中道の駅に立ち寄ったりして地元産のお土産を購入。

【今回の学び】
日頃の練習は結構してきたつもりですが、当日の心の保ち方やペース配分などの自分の走力への分析が不十分だった気がしています。日頃の練習に時間を掛けるだけでなく当日の過ごし方だけでも10分前後は記録は変わってくる気がします。
当日は1時間前に入りましたが、アップの時間が少し足りませんでした。
アップ終了したらスタート開始まで残り5分しかなく、心のゆとりなくスタートしてしまいました。
この点も反省点です。
マラソンは奥深いなぁと痛感した大会でした。
令和4(2022)年5月16日 新潟市にて
松浦国際特許事務所(新潟市西区)
新潟 弁理士 松浦 康次