櫛形ウィンドトレイル2022に出走してきました!

※ロゴマーク付の写真はカメラマンの千葉さんから画像利用の許可を得ております。以下同様。


【レース結果】
最初に結論を言うとなんとか完走しました。
総合17位。
今回も年代別3位というお土産(入賞)付きでした!

【詳細な戦況報告】
この櫛形は昨年、自分とって初トレランレースだったのでとても思い出の大会です。昨年はグッドラック18km(ショート)に参加しましたが、今年は櫛形山脈の縦走路の醍醐味を味わうためロング31kmに参加しました。
昨年この場所で娘の同級生のお父さん(Iさん)と偶然出会い、意気投合して連ラン仲間になりました。そのお父さんの車で乗り合せて現地へ到着。
Iさん運転ありがとうございました!
先ずは受付で必携品チェックを済ませ、主催者の松永さんに挨拶を済ませ、ゲート前でIさんと記念撮影。

※個人情報が特定されないよう、Iさんの画像部分は削除しています。
その後、更衣室で荷物を預け、トイレに行ったり、少しアップしたりしました。
そのうち、スタート時間が近づいてきたのでスタートゲートに集合。
開始5分前位になって主催者の松永さんが機転を利かせ、数人の招待選手の紹介と一言が始まりました。また、私は定刻通りにスタートできないかビクビクしながら招待選手を眺めていました。
そして、いよいよスタート。
最初の3.5km程のロードは約5分(弱)のペースに設定しました。越後カントリートレイルよりも距離が短いため、その時のペースよりも短くしましたが、周りの選手はもっと速く走って行ったのでみるみるうちに前にいる選手たちが小さくなっていきました。
白鳥公園から白鳥山山頂を登って下りると、最初のエイドである羽黒駐車場でジェルを貰いました(手持ちの補給食が若干足りないと不安を覚えたため)。
そこから、ストックを出して石切山、ショート折返しを過ぎ、櫛形山山頂を目指してアップダウンの続く縦走部分を数キロ走っていきました。石切山から暫く同じ50代の知人と並走しました。背後にロックオンされたような感じでヒヤヒヤしましたが(^_^;)
櫛形山山頂はスタートから13km程過ぎた地点ですが、そこでカメラマンの千葉さんに写真を沢山撮って頂きました。



櫛形山山頂を過ぎると第2エイドの関沢森林公園まで数キロずっと下りです。もう少し下りのペースを上げたかったのですが、当日朝まで雨が降っていてトレイルもぬかるんでいたので転倒の虞を回避するため安全運転モードになってしまいました。
関沢森林公園の第2エイドでは頭から水被りして気分一新。
ここから縦走部分(尾根)目指して登り返しでキツイ区間です。
約100mから約500mの標高地点まで一気に上がる急登区間です。
あともう少しで激坂が終わって尾根へという苦しい場面でも撮影して頂きました。

滝汗か被り水のせいか判りませんが、全身ずぶ濡れです。

この登り返しを克服した後、これまで辿ってきたコースを戻ります。苦手なガレ場の石切山の下りを進んでいたところ、少しバランスを崩した際に草の棘が背中に刺さるハプニングもありました!暫く激痛が走りました。
羽黒エイドに戻り、自分の知合いのボラの方から現在の順位を告げられて、少し気合が入ったばかりの白鳥山までの農道で「足攣り」が発生!
痙攣した、ぎこちない足取りで最後の白鳥山を登らなくてはなりませんでした。
山頂前でボラ職人の知人からも応援と写真撮影をして頂きました。
ありがとうございました。
この頃になると既に壊れ始めてます!
白鳥山山頂から白鳥公園までの下りは木の階段が多く、着地面の土が無くなっているためとても下りにくいのです。走った選手はわかると思います。
【赤い彗星の気配】
丁度そんな下りに手こずっているとき、後ろから風のように疾走してくる選手の「気」を感じたので、とっさに避けました。
女子一位の選手でした。
流れ落ちる水のようにあっという間に下っていきました。
昨年同様、残り数キロで女子一位の方に抜かれるという苦い経験をしてしまいました(^_^;)。下りの走り方を教えて欲しいです!
気を取り直して白鳥公園を過ぎると最後はまた約3.5kmのロードです。往路の時よりも日差しがきつくなっていました。ショートの選手を何人も見かけました。
ただトレイル歴が一年以上となった私は疲労困憊の選手を抜く際、「最後です。残り僅か頑張りしょう!」となるべく声を掛けるようにしました。
ゴール近くでは、歩いているショートの方を何人か抜きました。
もう少し前を走っている女子の背中が少し見えましたが届きませんでした。ゴール後、あの颯爽女子一位の方だという事が判明しました。然しもの颯爽女子もロードでは苦戦したようです。
ゴール直後の写真です。完全に壊れてます!

【ゴール後のアクティビティ】
・日帰り温泉
ゴール後はすぐ隣の日帰り温泉(クアハウス胎内)で全身の汗や汚れを洗い落し、綺麗サッパリしました。この温泉は冷水風呂もあり、冷水に浸かって手足のアイシングができました。
・入賞式
入賞式にも参加しました。年代別2位の外人さんは式のことを知らずか現れなかったので、第1位の方とプレゼンターの招待選手と一緒に記念撮影をしました。

・副賞
年代別3位の賞品は、C3fitの靴下と、TNFのスタッフバック(3L)と、魚沼オリザ(ライスブラン)でした。

【今回のレースを通して】
今回の櫛形はこれで2回目の参加でした。前回の自身初トレランと違い、試走も行いそれなりに準備をした上でのレースでした。
1.行きのペース
最初のロードで若干ペースを上げれた点は良かったです。自分の場合、キロ5分程度であれば飛ばし過ぎでは無かったような気がします。4分45秒程度にまで上げても良かったかも知れません。
2.上り
上りではパワーウォークもありましたが、傾斜面ではそれなりにジョグで駆け上がることができました。もう少し上りジョグの割合を増やしたいです。
3.下り
前回の越後カントリートレイルで足首をひどく捻挫したため、下りはスピード抑えめ安全運転でした。自分でももどかしい感じでした。下りは本当に改善の余地があります。次回のレース以降、下りのスピードを上げられるよう試行錯誤してみたいです。
4.後半のラストスパート
残り10kmは自分の限界までもう少し攻めても良かったと後悔しています。残り5kmの付近で足攣りが発生して気持ちが萎えましたが、そこでもう少し奮い立たせる勇気が欲しかった。
5.気持ちの余裕
他の選手への声掛けやカメラマンやボラへの笑顔やピースなど少し余裕を示せましたが、エイドでは水やジェルの補給又は水被りなどでせわしなく、ボラの方々の顔や目を見て挨拶をする余裕がありませんでした。次のレースではエイドでも笑顔や感謝を直接示せるような余裕を持ちたいです!
今回も改善点も反省点も見つかり、益々トレランが楽しくなりました。
この週末も充実した日が過ごせました!
大会関係者及び地元の方々に感謝申し上げます。
令和4(2022)年7月26日 新潟市にて回想
松浦国際特許事務所(新潟市西区)
新潟 弁理士 松浦 康次