さて、9月に入り、マラソンやトレランの秋レースが各地で開催されました。
私は浦佐耐久山岳マラソンに参加してきました。

【結論】
最初に結論を申し上げると、蜂の襲撃により大会は走行中に打ち切りとなってしまいました。
【報告】
この大会はコロナ禍の影響もあり、実に3年振りの開催でした。
エントリーは山岳コース一周(ハーフマラソン)と二周(フルマラソン)が選べますが、私は二周にエントリーしていました。一周だけでも累積標高が550mを超える過酷なコースです。
現地に車で向かっていたら、先行する二台の車も同じ駐車場に入って停車しました。「皆さん同じ目的だなぁ」と思っていたら、偶然にお二人とも知人の方でお声掛け頂きました!嬉しかったです。
大会本部では大会プログラムと参加賞のTシャツを頂きました。

天候は天気予報(最高気温29℃)より暑くなり最高33℃近くになりました。開会式前からうだるような暑さで蒸し暑かったです。
私にとって初参加の大会でしたので完走を第一目標とし、フル4時間切りを更なる第二目標としました。そのためには平均5分40秒/kmのペースで進もうと考えていました。
一周目の序盤は5分〜5分10秒/km程度のペース内で走れましたが、2km手前位から7kmまでずっとずっと激坂でした。しかも暑い!ペースは目標から1分近く遅い6分40秒位に落ち込むこともありました。
そこからの下りではこれまでの借りを返すように4分中盤位で盛り返しましたが、12km付近から1km程度の砂利道区間を抜けると2回目の激坂区間(約3km)があってまたペースダウン。
私の場合、上りで周囲の選手を抜くことが多かったですが、下りでは抜かれることが多かったです。
自分の頭の中ではまだ一周目だから「あんまり飛ばし過ぎないように」とペースは極力抑えめに運航していました。15km地点を過ぎるとずっと下り(一部は激下り)です。まぁ下りだから腿に負担をかけない程度に飛ばしました(4分前半〜5分程度)。
19km地点を過ぎると浦佐市街(集落)に入り平坦な道になりました。下りで追い抜いた選手にまた抜かれましたが、二周目もあるしその選手に暫く付いていこうと決めました。
給水所は豊富でしたが、スポドリや補給食の提供は無く、一周目は持参したミネラル補給の飴でしのぎましたが、喉に詰まって咳払いしながら走りました。(^_^;)
その他にジェルやアミノ酸ゼリーを用意していましたが、これは二周目に消費する予定でした。
20km手前でおかしな光景が目に入ってきました。二周のゼッケンをつけた選手が何人かゆっくり逆走していました。その頃には蜂襲撃のアナウンスが流れていたそうですが、私は気づきませんでした。
一周目終了の大会本部前を通過しようとした矢先にスタッフに止められました。初めは意味が分からず、説明を聞き終わるまで時計の計測を止め忘れてしまいました。
自分の時計では1時間52分でした。
4時間切りには単純計算で8分の余裕がありましたが、二周目は疲弊した身体に更に暑さが追い打ちを掛けていたはずですので、サブ4達成は難しかったと思います。
ただ、自分は一周完走できたから良かったですが、沢山の選手がスズメバチに刺されたり、蜂発生区間から前に進めず折り返した方も居たそうで、それを思うと残念です。

なお、手荷物預かり所の旅館で入浴とお弁当のサービスがありました。

お風呂は多くの選手で芋洗いというか、蛇口(椅子)待ちの大渋滞が発生。裸で暫く待ちました。
帰りは道の駅によって八色西瓜を買って帰りましたが、時期を過ぎていたので中身は熟し過ぎていました。(^_^;)

今回は通常と違う経験が出来た事と運営サイドの大変さが伝わってきた大会でした。エントリーした各大会につき、今後は事前の準備や実際に開催して頂ける事に心から感謝しながら望みたいと思います。
令和4(2022)年9月5日 新潟市にて回想
松浦国際特許事務所(新潟市西区)
新潟 弁理士 松浦 康次