秋のレース2戦目は越後丘陵公園が舞台でした。
【結論】
最初に結論を申し上げると、無事に完走しました。
結果は総合8位、年代別2位でした。

※撮影者から自由利用の許諾を得ています。以降省略。
【報告】
台風の接近で前日から暑く当日も暑くなりました。
最高気温は33〜34℃にまで到達し、熱中症で棄権する選手もいました。
自分は当日ボランティア兼選手だったので、早朝5時45分に現地入りしました。
レース前の7時〜8時まで受付を担当しました。

受付ボラの後スタート迄の間は自分のドロップバックを用意したり、ウォーミングアップしたりしていました。アップ前にも記念撮影。

頃合いをみてスタート地点に集合し号砲を待ちました。

スタート地点で主催者のMCに耳を傾ける私。
昨年はトレラン歴僅か1月でこの大会に出て一周目を飛ばし過ぎて撃沈。二周目からは動けなくなって木の根に腰かけたり、誘導スタッフの方に心配そうに声を掛けられ、ジェルや電解質を頂くなどの失態を演じてしまいました。
それから1年間色々な大会に参加したり、山登りも経験しました。では、実際にどの程度自分の走力が上がったのか、この暑さの中で1周をどの程度のペースで走ったら良いか判断つきかねませんでした。
昨年結果では年代別1位は5時間20分、女子1位は5時間35分だったので、1周だと1時間45分〜50分を目標にしました。
スタートすると直ぐにフォーリーの丘の階段を登りました。自分より走力の高い知人の後についていくようにしましたが、自分にとっては少しハイペースでした。
1周目の区間タイムは1時間40分。
目標タイムより10分近く早過ぎました。
2周目に入ると中盤から脚が重くなり、足攣りも発生しました。
このコースで一番の難所は古民家に向かう下り階段とその上り返しです。自分的には下り階段が苦手です。この階段は前後の間隔が短すぎて靴が入る隙間がありません。また段差の木だけが突出して土がなく木材部分に爪先を置いていくため、数百段降りると前腿の筋肉が完全にやられてしまいます。
案の定、2周目中盤から足攣りと筋肉痛に悩まされました。後半の自然探勝路を横切るトレイルに入ったところで、気が緩んだか意識が朦朧としていたのか判りませんが、左の足首を外側に折れる方向に捩じってしまいました。6月の越後カントリーの時と同じ箇所を捻挫してしまいました。自分は中学生の頃に右足を骨折した事があり、この右足を庇おうと左足に偏った走りになることが原因でないかと考えています。
そんなハプニングの中も、なんとかジョグペースで回れました。
2周目の区間タイムは1時間58分。
1周目のペースに比べ18分ペースダウン。
2周目からは水の消費量も多くなりました。左右のフラスク合計1ℓでは充分でなくなりました。
3周目に入る前のエイドでは給水を充分に摂っていきました。3周目の古民家で500ccの水を補充しましたが、それでも足りない位でした。自分の場合2周目以降はエイド以外でも1ℓ以上の補充が必要なようです。

給水している時も撮られていると思いませんでした!
3周目のフォーリーの丘の階段を登り切れましたが、そこから脚がバキバキになってしまい、完全に売り切れました。頭の中や体力的にはもう少しやれると思うのに脚が動かなくなってしまいました。
フォーリーの丘の頂上付近で苦し紛れのピース!


頂上を過ぎた3周目の前半はロボットのようにぎこちない足取りでほぼ歩き状態(^_^;)。
手負い?のボラ職人に撮影して頂きました。
自分の苦手な古民家への下り階段でも一歩毎に前腿に激痛が走るので歩かざるを得ない状況になりました。それでも上りは健闘できた気がしますが、下りは筋肉の激痛で歩きが多かったです。
春夏のAWAやエチカン、櫛形では後半の下りでもう少し走れたんですが、今回はダメで大失速となりました。このコースは、長い上りや下りが無く、常に小刻みにアップダウンを繰り返すので筋肉に休む暇がないからなんでしょうね。
ただ、三周目に入って、同様に苦しい思いをし途中までバチバチと抜きつ抜かれつをやっていた選手数人に抜かれ、自分だけ順位を落としたのは残念でした。1周目をもう少し抑えたらもう少し健闘できただろうか。
三周目後半はボロボロ状態で走っています。

結局、3周目の区間タイムは2時間15分。
2周目のペースに比べ17分ペースダウン。
1周目のペースに比べ35分ペースダウンの大失速。
それでもゴール手前の300m位から猛ダッシュしてフィニッシュ。


ゴール後に笑顔でポーズ。

記録:5時間54分(目標は5時間30分切りでした。)
今回もボラの方々の声掛けに助けられました。名前を覚えてもらっているので「松浦さん、10番以内だよ。行けるよ。」等の声援に背中を押してもらいました。
目標タイムに遠く届きませんでしたが、なんとか年代別2位に入りました。
タイムが遅かったので表彰式までにシャワーを浴びる時間がありませんでした。

今回の副賞です。

表彰式後、シャワーを浴び着替えを済ませてボラに戻りました。
2時間程誘導ボラを担当しました。夕方になっても気温は高く自分の身体も火照っていてアブや蚊の集中攻撃に遭いました。腿裏や耳たぶを刺されて気が狂いそうでした。シャワー後に防虫スプレーをしなかったのを後悔しました。誘導ボラなので場所を離れることができないので、蚊に刺されないようにぐるぐると歩いていました。
そんな状況で撮影したのが夕暮れ時の公園風景です。

出来過ぎの結果ではありませんでしたが、やれる範囲内でまとめたレースでした。
昨年よりは上手くレースを運べたので良しとします!今回も反省点が残りましたが、次回以降の課題とします。
令和4(2022)年9月19日 新潟市にて回想
松浦国際特許事務所(新潟市西区)
新潟 弁理士 松浦 康次