秋のレース5戦目(最終戦)は静岡県島田市の大井川が舞台でした。
10月30日(日)に第14回しまだ大井川マラソンinリバティが開催されました。
【結論】
最初に結論を申し上げると、フルマラソンの自己ベストは更新できませんでした。
結果はネットタイムですが、3時間53分28秒
完走はしたものの、目標タイムから25分以上も遅い結果になりました。
サブ3.5は自分にとって遠い壁になってしまいました。

【詳細報告】
しまだ大井川マラソンinリバティは3年振りに開催されました。
【前泊】
前日早朝に新潟市を出発し、静岡県の実家に前泊することにしました。なんだか身体の疲れが抜け切らないため、前日の練習はウォーキング程度にしました。
実家では夕飯に静岡おでんを用意してくれていたので、美味しく頂きました。

疲れが取れない為、夜も20時前には床に入りました。
ここまで来たら寝るしかない。
【現地入り】
当日は電車で島田駅に向かい、検温や受付を済ませ、30分程度ウォーミングアップをしました。そして、手荷物を預け、受付会場からスタート会場へ移動しました。
私は最近のフルマラソンの記録からBグループに並びました。
受付会場からスタート会場までの間に給水エイドがあるのは嬉しかったです。
後顧の憂いが無いようにトイレも何度も立ち寄りました。(^_^;)
【最初の失敗談1】
ここまで順調に進んでいましたが、最初の失敗をやらかしました。
スタートセレモニーを聴いている間、補給食の飴やジェルの包装を少し開封していました。走行中に包装を開けるのが面倒なので、少し切れ目を入れていました。
そうしましたら、Mag-on(マグオン)は液体がサラサラなので、短パンのポケットから漏れ出してしまいました。そう、スタート前から短パン前面が「お漏らし」したようにベトベトになってしまいました。手で触るとベトベトだし、腿の辺りもベトベトで一気に精神的にトーンダウン。
【失敗談2】
今回はサブ3,3.5,4のペーサーも走って頂けるとのことで自分もペーサーを追走することに決めました。
ただ、以下のように余り上手く行きませんでした。
先ず、参加人数が多かったため、スタートを切るのに40秒近く掛りました。ペーサーも最初の1kmは5分30秒位費やしてました。自分は最初ペーサーを探すのに少し待ったりペースを落としたりしてしまいました。
そしてペーサーはこの帳尻を合わせるように2-4km区間は4分40秒位と少し速いピッチになりました。
やっぱりサブ3.5を目指す選手が多く、ペーサーの後方は30人以上の団子状態でした。なかなかペーサーの真後に付けず、隣の選手の手や肩が接触したり、給水のタイミングでもぶつかりそうになったりとちょっと精神的に気を遣う結果につながりました。
【前半戦】
15km位まではペーサーにピッタリと喰らいついて行きました。4分53〜57秒位。最近のフルの前半のペースと比較しても10〜20秒近く落としていたのですが、今の自分ではこのペースでも少しキツイかなと思って走っていました。
でも15km過ぎて来たら疲れが出始めました。
「オイオイ、俺少し早くない?」と自分に聴きたいくらいでした。
それでも18km位まではペーサーの背中が見えていた気がします。
【後半戦】
20kmを過ぎると、とうとう5分を切れなくなってしまいました。
30km位まで5分台で走っていましたが、30kmを過ぎると6分台(6分半)と大失速になりました。
先日のウルトラでも30〜40km付近ではもう少し余裕があったのに、今回は全く余裕が無くなってしまいました。
「なんでだろう。なんでだろう。まだゴールまで10km以上あるよ。」と思いながらの苦しい道のりでした。
もうこの時点ではサブ3.5は諦め、完走(出来ればサブ4)に心を切り替えました。
それにしても後半だけで何人の選手に抜かれたんだろう。200人は固くない。自分だけペースが明らかに落ちていたのが悔しかったです。
【ゴール】
今回は強い気持ちが生まれず、残り300m位になって少しペースを上げました。本当は5〜10km前くらいから記録を狙ってグングンとペースを上げたかったです。
ゴール前ではMCの方が大声援で迎えてくれました。
MCの方は「凄いじゃん。自分に勝ったよ。」と声を掛けて選手を鼓舞してくれました。自分はホントに自分自身に勝てたんだろうか。
【レース結果】
記録:3時間53分28秒(ネットタイム)
完走証はこちら。

10ヶ月前の島田トライアルマラソンで3時間33分、5ヶ月前の柏崎潮風で3時間30分2秒の記録だったので、今回は3度目の正直でサブ3.5を狙っていたのですが、目標から25分近く遅い結果になり、この現実を受け入れるのが辛かったです。
【ゴール後】
ゴール後は更衣室で着替えを済ませ、会場の出店エリアに立ち寄りました。

参加賞の500円の金券が使え、差額を払うだけでした。

とにかくお腹が空いていたので、肉が食べたくなりました。



その後、帰りの新幹線では、静岡の珍味を食べながらの晩酌でした。
桜エビの蒲鉾、マグロメンチかつバーガーなどを駅構内で買いました。

【考察・反省】
今回の島田フルは思ったような結果に繋がりませんでした。
今秋は5本と多くのレース(この内ウルトラが2本)を入れ、身体が疲弊してしまったのかも知れません。
特に上越くびき野が終わってから島田までの3週間は身体の芯に疲れが残っていて取り除けませんでした。20kmのペース走をしようとしても10km手前で休憩を入れたり、後半ペースを落とさないと続けられない状況でした。だから、今回の惨憺たる結果も予想通りと言えばそうなのかも知れません。
来年は勝負レースを決めて、レースを詰込み過ぎず、レース間隔を充分に取るようにしたいです。
マラソンは奥が深いです!
令和4(2022)年11月3日 新潟市にて回想
松浦国際特許事務所(新潟市西区)
新潟 弁理士 松浦 康次