新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします…
と、ご挨拶を始めたいところ、元旦の16時過ぎに能登半島地震が発生し、その翌日には羽田空港の滑走路で日本航空と海上保安庁の航空機が衝突した事故も発生してしまいました。海上保安庁の航空機は新潟に地震救助関連の物資を運搬する目的で運行されたと聴き、とても残念でなりません。
亡くなられた方々にはお悔み申し上げます。
被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げます。
今回の能登半島地震では、新潟市でも震度6弱もの地震を観測し、大きな爪痕を残しました。16年前に柏崎を震源にして発生した中越沖地震では新潟市にそれ程の被害をもたらしませんでしたが、今回はライフラインに支障をきたす程の被害が新潟市でも起こりました。
私は元旦にしては珍しく事務所で少し仕事をしていた時に大きな揺れが襲い、棚から荷物が落ちてきました。揺れが収まらないので机の下に暫く潜りました。まるで大嵐の中の船の中に居るような感覚を覚えました。
自宅は大丈夫かと事務所の外に出ると、アスファルトの光景がいつもと少しおかしい?変だと直ぐに気付きました。液状化現象が起こり、道路が至る所で捲りあがり、塀は崩れ、水道管が破裂していました。

階段を降りて事務所の1階部分へ。あれ、アスファルトがめくれていました。

横から観ると、確かに隆起していました。

事務所とお隣の眼科医院さんとの間の道路も隆起していました。

歩道も壊れて通行できない状態に。

事務所前の看板も傾いてしまいました。

歩道が隆起したため、近くの車が動けなくなってしまいました。

バス停にも被害が出ました。看板が傾いています。

ご近所の塀も一面パタンと崩れてしまいました。
自宅に戻ると家族は無事でしたが、水が殆ど出ない状態になり地震発生日はお風呂に入れませんした。

翌日は飲料水を貰いに西区役所まで行きました。
お隣の五泉市からのお水、とても有難かったです。
今回お休み中にも拘わらず、災害事故の復旧に尽力して頂いた方々に感謝いたします。
新年が悲惨な出来事で始まりましたが、今後は幸せで素晴らしい日々になっていくことをお祈りします。
令和6(2024)年1月3日 新潟市にて
松浦国際特許事務所(新潟市西区)
新潟 弁理士 松浦 康次