100マイルレース、通称「彩の国」に初参加してきました。
埼玉奥秩父の山々を舞台とした国内最難関のトレランレースの一つです。
距離は約161km、累積高低差は約10,000mです。
North(距離約54km、累積3,300m)と呼ばれるコースを周回してスタートに戻り、
South1(距離約54km、累積3,350m)と呼ばれるコースを周回した後、
South2(距離約54km、累積3,350m)を周回してゴールです。
※South2はSouth1とは一部コースが異なるだけ。
North → South1 → South2
ゴールまでの制限時間は35時間ですが、
最初の関門は22時間30分までにSouth2に入ることです。
このコースは兎に角、里山の連続です。
杉林の中を延々と走るので景色が殆ど変わず、杉林の迷路に迷い込んだようです。
標高プロファイルを見るとギザギザの連続で、
前年参加したウルトラランナーみゃこさん曰く、
(お弁当箱を仕切る)バランみたい、だそうです(笑)。
新潟のトレイルランナーの方に自分が説明するなら、
櫛形山脈のレースコース(往復25km)を6回連続で走る感じと、形容します。
特に下りが激下り、かつ、木の根や岩々で、下りも楽できず神経を使います。
結論:
結論から申し上げると、人生初のDNF(Did not finish)でした(涙)。
具体的には、最初(108km地点)の関門アウトで、South2に入れませんでした。
走った感想:
このレースでの惨敗を一言で素直に申し上げると、
・このレースは一筋縄ではいかない。
・というより、現在の実力では太刀打ちできない。
・というより、お話しにならない。
このように攻略法が全く見つからない(お手上げ)の感想を持ちました。
レース全体の雰囲気:
・主催者やエイドスタッフの応対が優しいし、温かい。
・エイド食がどれも美味しい。
レース展開:
前日迄は朝までの小雨の予報でしたが、当日朝では昼過ぎまで雨の予報、実際は夕方まで時折強い雨でした(涙)。雨男の本領を発揮してしまいました。
受付時間より大分前に会場入りしました。
雨脚が強まるので車内でテーピングしていました。
1周目のNorthは9時間切りで戻ってきましたが、2周目のSouth1 は14時間以上も掛かってしまいました(涙)。1周目の時間帯は夕方迄の大雨でトレイルはドロドロで、登りでは足を取られ踏ん張りがきかず、降りでは滑りまくりでした。脚の筋力を余計に使ってしまいました。
1周目の堂平キャンプ場(約30km過ぎ)での写真です。この手前の1km近くの沢区間と笠山で足が削られたものの、まだ元気でした。
1周目残り10km位から疲れが見え始めたので少しペースを落としました。どうにかこうにかゴールに戻り、サポートのIさんに心配されながらも2周目に向けて出発。
2周目South1が始まったばかりの間も疲れを感じましたが、暫くすると疲れを忘れて少し走れるようになりました。この頃には暗くなっていたのでライトを点灯しながら黙々と昇り降り。
しかしながら、復調も長続きせずSouth1の竹寺手前(80km)位から脚が売り切れました。それまでの急登急降で両脚の前腿(大腿四頭筋)に激痛が走るようになり、一歩一歩の降りの衝撃に耐えられなくなりました。そこから2周目ゴールまでの残り20kmはリタイヤはしなかったものの歩き通しでした。
2周目最後のエイド(桂木観音 ゴールまで約5km)で22時間10分を過ぎていたため、関門はクリアできないことを悟りました。激痛の中ようやく下山し、ロードに出ると仲間が待っていてくれましたが、走ることは出来ず、ゆっくりトロトロ歩くだけでした。
完全に『萎れて』ます。
この写真、『敗者の哀愁』が背中に漂っています。
私はDNFしましたが、仲間が完走するまで時間がたっぷりあったので、お昼ご飯を食べに行きました。
味噌カツ丼が有名な店に入りました。空腹だったので完食しました。
それからレース会場のニューサンピア埼玉おごせでジェラートも食べました。
2日目は5月18日で、そのお店では8のつく日はダブルがシングルの値段で買えました。
マンゴーとバニラをチョイス。
レースから約2週間が経過し今も未だ挫折感が残っていますが、この失敗を糧に練習に励みます。
自分にとって『難攻不落』な『彩の国』ですが、またいつか挑戦するつもりです!
令和7(2025)年5月29日 新潟市にて回想
松浦国際特許事務所(新潟市西区)
新潟 弁理士 松浦 康次
